・「アスキーアートの法と慣習」―アスキーアートの権利関係についてのエントリー(別館「犬が目覚めた日」)

     ・「連載物の保管庫」―上記の物をまとめたもの

「私は○○が納得できない」の○○を見つけるための勉強

 しっぽ氏から議題をもらい、どうも納得できないので、その議題の基礎的なことから学習。メモなので、勝手に改変・追加します。途中まで書いてみて、思いのほか時間がかかったので、100%不定期、途中放棄の可能性大です。というか、だんだん納得してきて、わざわざ書く必要がなくなってきました。



 

進化&進化論


 まず、「進化」と「進化論」とはどのようなもののことなのであろうか。もちろん、何となくは理解しているが、それらの詳しい意味となると、自信が無い。とりあえず、これらの意味を辞書で引いてみた。

進化
生物が世代を経るにつれて次第に変化し、元の種との差異を増大して多用な種を生じてゆくこと。その過程では体制は概して複雑化し、適応が高度化し、また種類がます。ダーウィンによれば「変化を伴う由来」原義は展開
(『広辞苑第五版』岩波書店)

進化
現在の多様な生物が、長い歴史的な変化の結果として共通の祖先から枝分かれしてきた考え方に立って、その変化の過程をいう。(後略)
(『百科事典 マイペディア』日立システムアンドサービス)


 特に新しい発見は無かったので、今までの認識のままでよさそうだ。
 「進化」の要点としては、①変化があること、②長い時間がかかっていること、③多様・複雑であることがあげられる。

進化論
(evolution theoryの加藤弘之による訳語)生物のそれぞれの種は、神によって個々に想像されたものではなく、極めて簡単な原始生物から進化してきたものであるという説。(後略)
(『広辞苑第五版』岩波書店)

進化論
生物の進化が事実として承認されるまでは、生物進化の説を進化論と呼んでいたが、現在では主として進化の要因論を言う。(後略)
(『百科事典 マイペディア』日立システムアンドサービス)


 これも、大体は今までの認識と大きな違いは無い。
 要点としては、①現在は、キリスト教の「創造説」(「神によって個々に創造されたもの」)が否定されている、②進化の要因、原因を主張する理論であることがあげられる。

 以上から、進化論とは「○○が原因で、「種A」は変化し、現在のBという状態になった」の「○○とは何か」に関する理論である、と認識した。具体的には、「○○が原因で、「キリン」は変化し、現在の首が長いという状態になった」「○○が原因で、「人間」(サル)は変化し、現在の二足歩行という状態になった」の「○○とは何か」ということである。

ダーウィン前


 ダーウィン(イギリス、1809-1882)以前の進化に関する考えとしては、キリスト教的考えと、ラマルク(フランス、1744-1829)を中心とした18-19世紀のフランスの博物学者達による理論がある。キリスト教的考えは宗教的なものであり、ラマルクの理論は科学的なものである。さらに、キリスト教的考えの方は、進化自体を否定している。
 しかし、両者は何かしらの「意思」を想定して点は共通している。

・キリスト教的考え―「創造説」
 「創造説」は生物の進化を否定する説である。その意味で、進化論の対極として存在する考えである。
 キリスト教では、全ての生物種を神が作り出したものと見ている。そして、それぞれの生物種が「勝手に他の生物種にかわってしまうことはないと説く」。この考えは、スウェーデンの博物学者リンネ(1707-1778)の「植物の種類の数は、神の創造し給える数と同じである」という言葉に象徴されている。

・ラマルクの理論―「用・不要説(獲得形成の遺伝)」
 ラマルクは科学的に進化論を展開した初めての人物である。ラマルクによれば、進化とはある生物が初期の小さく単純な形態から、大きく複雑な形態へ変化していくものである。現存する小さな単純な生物は、最近になって無機物から自然発生したものと考えられた。
 また、ラマルクは「原始生命がそれ自身の力で前進的に発達していくと考えた」。例えば、高いところにある草をキリンが食べようと努力した。そうすると、徐々に首や脚が発達して長くなっていった。そして、首がと脚が長いキリンが定着した、という考えである。これは、「生まれた後の体の変化(獲得形質)が子孫に遺伝するという考え方に基づいている」。そのため、上記のキリンのようによく使う器官(必要な器官)は発達し、あまり使わない器官(不要な器官)は退化するとされた。この獲得形成の遺伝はダーウィンも賛同していたが、今日では否定されている。
 ラマルクの理論を「○○が原因で、『種A』は変化し、現在のBという状態になった」に当てはめるならば、「ある種Aが手に入れた獲得形成の遺伝が原因で、『種A』は変化し、現在のBという状態になった」となる。
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ダーウィンの時代


・ダーウィンの理論―「自然選択説」
 現在言われている進化論は、ダーウィンの考えが根本にある。
 第1にダーウィンは、生物は同じ種でも個体により生まれつきの差が発生する(変異)とした。例えば、同じ人間でも、太っていたり、痩せていたりするようにである。そして、このような差は次の世代に遺伝するものであるとした。
 第2に、この地球上では食物は有限であり、全ての生まれた生物が存続することは不可能なため、個々の生物が、生き残るための「生存競争」を行うと考えた。 
 第3に、この生存競争の中で、その場の環境などにより適した特性(寒さに強い、細菌に強い、足が速いなど)を持って生まれた個体は、その特性を持っていない個体と比べて生き残りやすい(適者生存)とした。
 第4に、長い年月の間に1~3が何度も繰り返され、その場その場の環境により適した特性をもった個体が残り、その個体の姿が現在存在している様々な種の一般の姿(キリンは首が長い)であるとした。
 この一連の過程を「自然選択(自然淘汰)」と言う。そして、このように進化が進んだとするダーウィンの理論を「自然選択説」と言う。
 ダーウィンの理論を「○○が原因で、『種A』は変化し、現在のBという状態になった」に当てはめるならば、「
自然選択が原因で、『種A』は変化し、現在のBという状態になった」となる。
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ダーウィン後


 先の獲得形成の間違いがあったように、ダーウィンの理論は現在主流となっている進化論の基礎ではあるが、いくつかの間違いが存在している。現在主流となっている理論、総合進化説は、このダーウィンの理論を手直ししたものとなっている。具体的には、ダーウィンの理論に「突然変異」の理論を組みあわせた理論である。
 また、ダーウィンと異なる視点から進化を理由付けている論も多く作られている。

・突然変異
・中立突然変異(中立変異遺伝子)・中立説

・自由意志否定をする必要性
・目的と原因、根拠と要因
・このような立場を取る必要性
・中立説をしっぽ氏の「倫理淘汰」へ適用した場合と、淘汰された結果という証明の方法
・しっぽ氏の意思の定義は?意思の役割は?
・当たり前と思う感じと、異質なことと思う感じの同居
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  by syakai21 | 2006-12-21 03:29 | メモ

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