・「アスキーアートの法と慣習」―アスキーアートの権利関係についてのエントリー(別館「犬が目覚めた日」)

     ・「連載物の保管庫」―上記の物をまとめたもの

2007年 02月 02日 ( 1 )

 

著作権に競争原理はどこまで有効か?

小塚荘一郎のデジタルコンテンツ法

日本経済新聞 2007年(平成19年)1月31日(水曜日)に載っていた、小塚荘一郎氏(上智大学教授)の論評の要約と、少し気になったこと(本当に少しです)。

要約

  1. コンテンツが商業的に利用される時代にふさわしいルール(デジタルコンテンツ法)を作らなければならない。また、それはコンテンツの創作と活用にとって真に有用な仕組みでなければならない。

  2. そのルールは以下の4つの特徴を持っている。

    1. 著作権のほかに肖像権やパブリシティー権(タレントの容姿、芸名になどに対する権利)などを含む横断的なルールである

    2. ユーザーの私的使用の範囲、内容を、法律によって一律に決めない。コンテンツごとに権利者側とユーザーの契約によって、自由に決める。

      1. これを達成するためには、正常な競争原理が働かなければならない。ユーザーニーズをよくつかんだコンテンツは、多くのユーザーの支持を集め、ビジネスとして伸びる。

    3. 権利者は、デジタルコンテンツ法と今の法律のどちらも選べる。デジタルコンテンツ法の適用を希望する場合は、権利の登録をする。

    4. 登録された権利に関しては、海賊版を取り締まるための特別の組織を作る。

  3. デジタルコンテンツ法を作る際にはその他の問題も出てくる。それらの問題についても、コンテンツの創作活動と流通取引のいずれかにとっても障害とならない制度の実現を基本的な視点とした、制度設計が必要である。

考察

  • 競争原理に任せたため、発生する問題があったと思う。詳しくは知らないため、今度調べる必要があるか。
  • 競争原理なら、現時点でも働いているのではないか。

「なるほど」の点


ユーザーにとっても、複製が自由に出来れば利便性が高いともいえるが、一回だけ見たり聞いたりすれば十分なコンテンツは、コピーの可能性が制限されても、その分価格が安ければその方がありがたいだろう。

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  by syakai21 | 2007-02-02 20:17 | メモ

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